PICライタの作製
〜PICことはじめ〜



 PICの開発には、ハードとしてコンピューターとPICライタが必要です。まず、MPLABというPIC開発ソフト(フリー)が必要です。マイクロチップテクノロジー社のHPからダウンロードするか、または入門書などのCD-ROMに収録されていますので入手します。

次は、実際にプログラムを書きこむためのPICライタが必要です。ライタは完成品やキットの形で売ってます。

があります。

 私の場合は電子工作が未経験であるにもかかわらず、無謀にも部品を買い集めて一から自作することにしました。作り方は入門書(「たのしくできるPIC電子工作」)に詳しく書いてありました。電子工作自体が全く初めての経験ということで苦労しました。

 原著では電源をコンセントから取れるようにしていましたが、100V→16Vのトランスが近所の電子部品店では入手できなかったので、ここを省いて9V電池直列で18Vとして使用することでトランスと整流ダイオードを省略する事としました。

悪戦苦闘の結果完成したPICライタはこんな感じ!!(ヘタッピ工作ですが笑わないでね・・・)

 ケースはタッパーです(笑)。安いし加工しやすいですよ。見てくれは悪いけど・・・。ICソケットは普通のを使ってますが、抜き差しの時にピンが「うにゅっ」と曲がってしまうこともあるのでゼロフォースソケットにすりゃ良かった。と思ってます。

ライタソフトは色々ありますが、これがおすすめ!!

 秋月のキットについてくるライタソフトも最近WINDOWSに対応したようですから、使えるかも・・・。

 とりあえずPIC16F84(何回も書きこめるPIC)にサンプルプログラムを書きこんで、練習用の回路に組みこんで電池をつないで見ると・・・おお!発光ダイオードがピカピカ点滅している!!これには感動しました!!

 その後はより小さく発振回路がいらない12C509(ただしワンタイムなのでバグがあるたびに一個づつ廃棄・・^ ^;)に移って、izu@さんのプログラムを自分なりにアレンジして楽しんでいます。

 と、いう感じで夜な夜なハンダゴテを握り「なにやら細かい事をやってる」私を見て、カミさんは当初「また変なことをはじめて・・・」と半ばあきれていましたが、お金があまりかからないのと、あと電子工作ができるようになったおかげで、電子回路が壊れていた子供のおもちゃを直せたりなんかして、好感度UPです(笑)。こういうのって、子持ちが趣味を続ける上で結構大事なんっす(笑)。


戻る