静岡サーキット改装後のグリップ
99.8.19


 99年1月に、静岡タミヤサーキットは全面的な路面改修を行いました。8月にタミヤGPに参加しましたが、540モーターでラップ14秒台に入るという車も現れて度肝を抜かれました。改修前までグリップ力を1.3Gとして計算してきましたが、ここでみなおしてみます。

 例によってデータは「ザ・タミヤ・RCカーズ」のvol.12にいいのがのっていました。この雑誌、細かい部分では必ずしも正確でない記述が多々あったりするのですが(失礼!)、データに関しては非常に参考になるものばかりです。
 今回は改修後のラップ測定ということで、モーターを変えたりサーキットをインフィールドとアウトフィールドに分けて各部分のラップを測ったり、最高速や加速まで細かく測定しています。う〜ん感心感心。

 では、マブチ540SHとスポチュンで、実測周回ラップとグリップを変えたときの計算値を比較してみます。

周回ラップ(秒)

グリップ力(G)

1.3G

1.5G

1.6G

1.7G

実測値

540SH(ギア比4.76)

16.30

15.61

15.51

15.41

15.66

Sports Tuned(ギア比5.41)

15.81

14.96

14.61

14.33

14.77

※改修前の、540でのベストラップは16.6sでした。(ザ・タミヤ・RCカーズvol.6)

 このように、実測値と比較すると改修後のグリップは1.6Gとするのが一番いいようです。

補足:本資料にはダイナランストックのデータも載っています。ラップや最高速度を計算値と比較してみたのですが、これはいまいち一致しないんですね〜。今後の課題にします。


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