デビュー戦ではハコボディを使った特性として、状況によって変化しやすいオーバーステア、が反省点であった。今回はリアを空力で抑えるべく、優れたダウンフォースを持つメルセデスCLKボディに変えてみた。するとアルファのままのセッティングでは完全なアンダーになってしまい、フロントワンウェイに加えてセンターワンウェイを入れ、フロントのタイヤインナーをインナーフォームにし食いつきを上げることで何とか好みの弱オーバーまで持っていくことができた。今回の目標は予選突破である。
車重はボディのない状態で1388g。+ボディの重量は教えてくれなかった。コースは時計回りの巡回である。練習走行は路面が濡れていたため安定しない。アンダーになったりオーバーになったりで情報は得られなかった。
前列、最アウト側からのスタート。前回と同じくスタートダッシュでは負けない。2番手で第1コーナーを抜ける。3周目までポジションをキープしたが2周目でもはやトップは見えず。4周目で3位に並ばれ、S字入り口でクラッシュ、横転。2台抜かれ、5位に転落。その後1台抜いて10台中4位でゴール。7周/2'09.45で60人中16位であった。まあまあといえよう。クラッシュはちょっとつっぱりすぎたかな?という感じ。抜かれた方がよかったかも。加速の伸びがいまいちなのが気になる。セッティング変更 前アウタースペーサーを1mm減らし、トーインをつけた。
後列イン側から。前はあいているのでラッキー。スタートはまあまあであったがダンゴ状態の中にいた。南コーナーを抜けた後でクラッシュ大会があったが、うまいことひょいひょいとよけて2位に浮上。しかし直後の北コーナーでトリムのずれからくるつっこみすぎでインに刺さってしまい、転落。結局6位で7周/2'15くらい?といういまいちの結果であった。
予選最終結果は22位。決勝は10人づつ、CメインまであったのでC−2として予選を一応突破。目標は達成できた。
2番グリッドから。南コーナーを抜けたところで3位。2周目のS字前で2台に抜かれる。3周目でその2台が接触、隙をついて抜けた。その後は後ろから徐々に詰められるもなんとか逃げ切り、3位。クラッシュを一度もしないレース展開は始めてであり、とても楽しめた。時には突っ張りを避けてラインを譲ることも大事だと実感した。
10周で3'01位だったと思う。一周目を11秒とすると平均ラップは18.9。ううーん、いまいち。
前回のようなスルドイ加速がない。アルファの方がいいのか?空力シミュレーションによると最高速付近ではモーター推進力の半分のパワーがGTボディの空気抵抗に食われており、ハコ系では半分くらいになっている例もある。不安定さのリスクはあっても一発ねらいではアルファの方がいいのかな?
あと、ドライビングテクニックの大事さをいまさらながら再確認した。
なにはともあれ、レースって楽しいっすねえ。