Johnsonどうしの比較
が、このあたりは田舎なので、ショップで「Johnsonモーターありませんか?」ときいても「いや〜。今はありませんねぇ」と”いつ行っても”いわれるのが常です(笑)。こういった状況と、「何とかできる予算」のかねあいから、用意できたJohnsonは4つでした。これ以前に持っていた(使用済み)ものが2つありましたから、あわせて6つということになります。3、2、1と積み上げればなんとピラミッドもできてしまいます。ふふふっ、とほくそえんでいたら、カミさんからすかさず「なんか最近、それ、ごろごろしてるよねー」と突っこまれてしまい、その必要性を必死で説明するはめになったのでした。
計6つのJohnsonの経歴
J1 |
'98年8月のタミヤGPに使用。レースを含む10-20パックを走行したあと、1年間ほったらかし。 |
J2 |
'98年12月のタミヤGPに使用。約20パック走行。クラッシュ多し。 |
J3, J4 |
カミさんと子供が実家に帰っていたとき、ガンガンに静岡のサーキットに通っていて(笑)、近くのショップで入手できたもの。 |
J5, J6 |
業務で東京出張があったとき(笑)秋葉原で買ったもの。 |
モーター種 |
ロットNo. |
→慣らし、走行の経歴→ |
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マブチ |
M-3 |
慣らし前 |
慣らし5hr |
慣らし11hr |
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Johnson |
J-1 |
多本数走行 |
慣らし1hr |
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J-2 |
20本走行 |
慣らし8hr |
7本走行 |
8本走行 |
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J-3 |
慣らし前 |
慣らし6hr |
8本走行 |
慣らし12hr |
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J-4 |
慣らし前 |
慣らし5hr |
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J-5 |
慣らし前 |
慣らし8hr |
4本走行 |
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J-6 |
慣らし前 |
慣らし8hr |
比較的高回転高トルク |
低回転低トルク |
出力特性のタイプは、はっきりと二つに分かれるようで、J-1とJ-2の「いいねいいねがんばってるね」タイプと、J-2〜J-6までの「こらこら値段の分は働かんかい」タイプです。これらのグループ間では何が違うのでしょうか?
可能性1:サーキット走行での走りこみ + 慣らしで高出力になる!?
J-1, 2は他より走行本数が多く、その後の慣らしによってさらに伸びているようにも見えます。ところがJ-3を見てみると慣らし後の練習走行でかなり性能が落ち、その後の慣らしでも性能がそれ以上に伸びるということはなさそうです。J-4以下も個体間のばらつきは思ったほどはないことから、「走り込み」で性能が飛躍的に向上するということは期待できそうにありません。
99/9/25追記:J-5も走行後で性能がアップするということはありませんでした。
可能性2:2つのグループではモーターの構造自体が違う!?
結論からいうと、私はこちらの要因が大きいのではないかと思っています。上の表では「旧型」「新型」と書いていますが、これら2つのグループは外観およびゴギングの強さなどの点で明らかに異なるのです。また、ここでの旧型はローターのバランスとりに、パテ盛りの方法をとっています。これはローターを削るより磁力線の均一さという点で有利といわれています。原因はこれだけではないと思いますが、2グループ間の型の違いが出力の差に出ているのだと思います。
ここでいう「旧型」、「新型」の特徴を右図に示します。
これらモーター缶、エンドベルの変更は割と最近のことのようですが、パテによるバランスとりはかなり前に削り取り方式に変更になっていたようです。そういう意味でもJ1,J2は貴重なロットといえそうで、もう練習なんかには使いましぇん。・・・なんていまさらいっても特にJ2なんかは軸ガタガタだしマグネットずれやすくなってるし。気づくのが遅かったか!?
結論!!
パテ盛りローターのJohnsonを見つけたら(もうないだろうけど)即買い!新型Johnsonはマブチとそんなに変わらない!?