RCでGO!PC 体験レポート
00/04/20


 最近の週末、雨多いですねー。静岡には屋内サーキットがないので雨の日曜日などには県下53万人(独自調査による)のラジコンファンが路頭に迷ってしまうわけです。

 そんなときにはこれ!パソコンでできるラジコンシミュレーター!

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 長谷川さん作のフリーソフトです。なんと!いつも使っているプロポとパソコンをつないで、画面上のラジコンカーを操作できます。コース、シャシー、ボディまで選べたりして。走行特性も例えばTA03Rは安定してコーナリングできるけど、RSのほうが一発タイムはでるな・・・とか、「突っ込みすぎによるラインの乱れ」とか、うーん、うまく表現できないんですが本物そっくりなんですよ!まさにこれはゲームにあらず。れっきとしたシミュレーションです。

RCでGo!全図

セッティング画面。
走行時は右側のコース図が拡大された画面になります。

パラメータ

シャシーやボディ、モーターを選びます。
実際と同じ感覚です。

走行データ

ラップデータ。
540モーターで16秒台という、私らしい遅さも実際に近いです(^ ^)。

 なーんて、やけにリキいれて宣伝しているのには訳があって、じつは作者の長谷川さんによると、このソフトのアルゴリズムには本HPの走行計算の手法が取り入れられているそうなのです!すばらしい!パフパフ〜ドンドンドンドン・・・・・。
 これはうれしいですねぇ。いやほんとに。あんな計算とかってやってても結局自己満足なんだよな〜。なんて思ってたのですがこういう風に実際の形になるもののお役に立てるのはホントうれしいです。

(1)パソコンと接続

屋台ネット まず、プロポとパソコンを接続しました。ソフトはキーボードでも操作できますが、はっきりいってキーボードではこのソフトのおもしろさが分かりません。接続のためのインターフェースは屋台ネットで入手できます。完成品もキットもあります。

 僕の場合はizu@さんからいただいたソースファイル(もともと他の工作の参考に・・・と教えていただいたものなのですが)を使って自作しました。といっても、秋月電子のキットを使っているので屋台ネットのものと全く一緒です。

 ゲームの最中はプロポから電波が出つづけてしまい、電池の消耗が激しいので、コードでつないで受信機にシグナルを送る機能をつかいました(一般になんていうのかな?JRだとDSCとかっていってますが)。こうすると電池はほとんど減りませんね。プロポはJR R-1、受信機はR-200です。
接続図コネクタ部分

(2)走行シミュレーション

 スケールの関係で実際よりも車体の大きさが相対的に大きく、コースが狭く感じるのではじめは慣れるまですこし違和感がありますが、慣れてしまえばもうガンガン攻められます。なんてったってバッテリーは何時間でももつし、タイヤはへらないし、いくらクラッシュしても壊れないし。あたりまえか(笑)。もう「起きてひとラジ、家に帰ってひとラジ、寝る前にひとラジ」といったかんじですっかりハマっております!

 僕にとってはやはりホームのタミヤサーキットが一番おもしろいです。これがどうしてなかなか実走行と同じような感覚なんですよ。ヘアピンで突っ込みすぎて大きく膨らんでしまったりとか、S字入口で早くクリップにつきすぎると日本平コーナーで苦しいラインになってしまったり、最終コーナーの後きっちり減速しないとコースアウトしたリとか・・・・ほんとそのまんまですね。

 走行したデータはファイルにして保存できます。RCでGO!HPでは投稿されたデータが公開されていますから、そのデータ相手にバーチャルチキチキができてしまうのです。これも楽しいです。僕が遅すぎてほとんど勝負にならないけど。僕も遅いデータを投稿しますからダウンロードして、軽くぶっちぎってやってください(笑)。

 将来はネット対戦!なんてことができると楽しいですね。


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