静岡のタミヤサーキットをホームコースに楽しんでいます。
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一通りコースを覚えて、ラインを考えます。操縦台直下の右コーナーとヘアピン、その後の左−右コーナー(つまりS字)をそれぞれ一つのまとまりとして考えて、コーナー間のつなぎで次への進入を決定する、というリズムでいくとイメージしやすいと思います。以下に各部分についてポイントを示しますが、「走行計算」コーナーもあわせてご覧ください。
静岡サーキット略図
操縦台直下の右コーナー〜ヘアピン
最終コーナーからストレートまでほとんどトップスピードで抜けてきますので、アウト側6割のところから十分減速します(ブレーキングは使用せずスロットルオフです)。このコーナーはスプーン型ですのでイン側を大きめにあけてクリップを奥にとります。オーバースピードでなければ次のヘアピンまで体勢を立て直す余裕が一瞬できます。この時点で失敗しているとヘアピンではコーナリング中にかなりの減速をする必要が出てしまいますが、そうするとその後の立ち上がりに大きく影響します。ヘアピンに進入し確実にインを差します。次のS字に備えてアウト側による必要があるため、インベタで行くのは得策ではありません。センター→イン→緩やかにアウトのイメージでしょうか。ヘアピンを抜けたらS字までフル加速です。
S字(左コーナー〜日本平コーナー)
進入前に若干の減速が必要です。日本平コーナーを考え、はじめのクリップは奥にとります。短い加速の後、日本平コーナーはアウト気味から入ってインベタ抜けを狙うラインです。ステアを切りすぎると後半、失速しますのでそういうときは一瞬アクセルを抜いて頭をインにむけます。ここをフルスロットルで(かつ少ない舵角で)抜けられるようにするのがセッティングの目標です。日本平コーナーのラインはラップタイムに大きく影響します。南コーナーに向けてアウト側までフル加速します。
南コーナー
操縦台から一番遠く、見づらいコーナーですのでクリップで縁石に乗り上げないように気をつけます。少々の余裕を持ってフルスピードに近い速度でアウト−イン−アウトです。コース幅が広いのでかなり前からインをめがけてコースを横切るイメージです。ここのポイントは時々電波の状態が悪いときがあります。
バックストレート
何も考えずにスロットルを握ります。一人でラップを測るときはここのピットの柱を目印にしてます。トリムも直せます。最終コーナーはGTボディの場合フルスロットルのまま抜けることが可能ですが、手前2−3mくらいのとこでスロットルを抜いて様子を見たほうがいいかも。
最終コーナー(北コーナー)
ここは操縦台からよく見えるので確実にインを差します。スピードが乗っているのでアクションは早め早めに。出口でアウトに膨らみすぎるとロスが非常に大きいので6割くらいのところでこらえます。最後もトップスピード近くまで加速しますが次に大きな減速が必要なことを意識します。
これで一周。
路面グリップは気温やほこりによって結構変わるので気をつけてください。