自作ラップ計測装置(3)
屋外で動作を確認
一応動きました。ここまで半年かかってる・・・(^^;
14 Apr 2001


製作記はこちら
前回のレポートはこちら

ダウンロード 赤外線式のラップタイム計測装置を自作しようとしています。
前回まで、室内サーキットでの完全動作を確認しました。

 しかしその後屋外のサーキットでテストしたところ、どうもうまくいきませんでした。ラップを記録していないという周回が頻繁に起こってしまうのです。
 ラップの取り逃がしがあると、2周分、あるいはそれ以上の周回の合計の値が記録されてしまいます。一周約15秒前後のコースで、例えば30秒、45秒、ひどい時には10回もの取り逃がしが起きて、300秒という場合も頻繁に起こりました。

 その後赤外線を強くしてテストしていたのですが一向に改善されません。なかなかラジコンを走らせる機会もなく、その後のテストができないでいましたが、昨日数ヵ月ぶりにサーキットに行くことができ、新しいバージョンをテストしてみました。

 あまり期待してなかったのですが、結果は、

 おお! とれてる!!
グラフにするとこんな感じで、

 30周のうち、3周は取り逃がしていますが(黄色の矢印)、まあ、このくらいは・・・・・。

 半年かかって、やっと基本的な機能ができあがりました。ぜぇぜぇ。
まだプログラム上のバグもあるようですので、今後じっくりとより完全なモノに近づけていきます。

現バージョン資料
受信機 回路図

PIC用HEXファイル
PIC16F873、コンフィグ:OSC=HS,他はすべてdisable

送信機 回路図

PIC用HEXファイル
PIC12C509A、コンフィグ:OSC=XT, WDT=on, MCLR=internal

 今回からHEXファイルにコンフィグ情報を取り入れました。秋月電子通商のPICライタで書けると思います。

ともあれ、やっぱりハカルンジャーは偉大です。


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