幻のテレメトリーシステム
24 Feb 2002
子供が熱を出しました。
この時期は多いんですよね。ラジコンの日に限って子供が風邪をひきます。
ま、子持ちを5年もやっていると、これしきのことはすっかり慣れっこです。
しょうがないので、電子工作でもすることにしました。
ガサゴソ・・・と引っ張り出してきたのは・・・。 じゃじゃ〜ん!!
パソコンやTAアダプタをワイヤレスで接続することのできる無線アダプタです(オムロン社製MW640R)。RS232C通信を無線で飛ばすことのできるものです。
AORcのMLで、これが安売りしている!との情報を入手し、5分後には発注ボタンを押してました(笑)。
これを使って何がやりたいのかというと、「車体からの情報伝達」です。テレメトリシステムですね。
これは前々から試みてはいるのですが、なかなかいいものができないでいました。
お気楽Gセンサー
ブザー音でコーナリングフォースをドライバーに伝えようとしましたが、うるさいだけでした(^^;e−FGプロジェクト
PHSを利用した完璧なテレメトリーシステムでした。
しかしパソコンを積まなければならないので、1/5スケール車でないと無理です。(^^;
今回の無線アダプタは、RS232C通信で直接PICユニットに接続可能で、大きさもまあまあ手ごろで1/10スケールのラジコンにも搭載できそうです。
システムの概略はこんな感じで
センサーで感知した情報をドライバーに伝えるのが目的です。これが発展すれば、実車のように、運転している感覚を得ながらドライブすることができるようになるかもしれませんよね。
とりあえず、「スパーの回転数」を光センサーで検知、発信することにしました。つまり、ラジコン用タコメーターですね。
TA04に、データロガーと同じようなユニットを作って載せました。無線ユニットにも電源供給(5V)できるように組みました。
無線アダプタは重さ約140g。ちょっと重いのでケースをとって減量して載せました。これで約70g。
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やっぱりトラックは、モノを載せるためにある!!^^)
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さて、この車体から発信された情報をどうやってドライバーに伝えたらいいんでしょうか・・・?
ラジコンを操縦している時は車体から目が離せませんから、液晶ディスプレイなどに表示しても見ることができません。
・・・・・構想すること5分間・・・・・・・・・・
これや!!
じゃじゃ〜ん!これはれっきとした、ヘッドアップディスプレイです。
ゴーグルにしこまれたLEDが、回転数に応じて点灯します
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装着の図 |
わははは!大まじめで作ったのに、意図せずバカらしいモノができてしまいました。
はっきりいって、まぶしくて目障りです。超高輝度のLEDを使ったのが失敗です・・・(笑)。
まあ一応、思うとおりに動いたので、いざ!テスト走行だっ!
・・・・・・と思ってたらなぜか突然動かなくなってしまいました。
いろいろ調べたのですが、有線の状態では動きます。
・・・・なぜか無線アダプタを通すと、送信情報が文字化け?するようになってしまい、どうにもこうにも直りませんでした。結局、テスト走行には至りませんでした。
ああ、みんなにウケると思ったのに、残念。
今回の結果:ああまたもや失敗。