インセインプラクティス:ロガーデータ
2002/06/10


 6/2行われたインセインクラスの公式練習で、竹迫さんのインセインカーにデータロガーを搭載して測定実験を行いました。そのときのデータの一部をここで公開します。すごいですよ。これ・・・^^)

ばば〜ん!!

 ●青色のグラフは電圧です。6セル分の電圧を測定しています。
スタートから加速時に激しく電圧が上下し、その後5.5V付近で安定しています。
もともとの電圧は約8Vですから、なんと2.5Vも電圧が落ちていることになります!!

 走行時には消費する電流値に応じた電圧降下がみられますが、以前、F103で計ったときや、izu@さんの去年のドロームでの測定例では電圧降下は約1Vにとどまっています。
このグラフを見た本木さんは、「50Aくらい流れているかも・・・」と推測していました・・。おそろしや・・。

 ●ピンク色のグラフが、シャフト回転数にタイヤ径などを掛け合わせて、速度(km/h)に換算した値です。目盛りは右側です。
昨年私がトラッククラスで記録したときと同様、ストレートで加速→ターンで減速・・・のサイクルを繰り返しているのがわかると思います。

ピーク時(矢印)のスピードはなななんと130km/hオーバー!

モーター回転数は30,000rpmを軽く上回り、激しい抵抗のかかるバンクにおいても125km/hの速度を維持しています。

 計算からの推測によると、バンク走行時の縦Gはなんと3.9G!!
自重の約4倍もの力でバンクに押さえつけられている状態、ということになります・・・・。

 恐るべしインセイン・・・・・・。くわばらくわばら。

(注)上記データにおいて、33秒付近にさらに高い速度の測定点がありますが、ノイズによる誤測定と思われます。

 続報!!

 プレインセインに使用されたモーターの画像を入手しました!

 なななんと、コミュテータ部のハンダが溶け、遠心力でモーター缶内側にふきとばされていた模様です・・・・。

 やっぱり恐るべしインセイン・・・・


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